こんにちは。
今回の記事は私の大好きなサバタウルスです。
タウルスヒラタの中でもザラザラの肌質とシャープな顎がたまらなくかっこいい亜種ですね。
本亜種はサバ州のものとカリマンタンのものが流通しますが、2023年辺りまでに流通したクロッカー山脈の個体は、どの血を買ってもあまり大きく育ちませんでした。
カリマンタンタウルスの方は6血統ほど飼育したところ大型血統とそうでないものが明らかにあったので、サバ州も大型血統が存在するはず…との思いで野外品を購入しました。
2024年に入ってからサバタウルスはぼちぼち野外品が入荷しており、新たな血統が国内に出回るのが楽しみですね。
それでは飼育記録へ。

タウルスヒラタ(亜種subtaurus)
Dorcus taurus subtaurus
マレーシア ボルネオ島 サバ州 ラナウ

種親♀
WD 25.3mm
画像はありません。
付いてきた♂は65mmもあって立派でしたが、追いがけなしでのセット。
寂しいので野外品♂の画像を貼っておきます。
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割り出し 2024.7.5
発酵の深いマットのみで小ケースでセットし、29頭確保。
結構ヘロヘロの♀だったのでこんなに産むとは予想外でした。

1本目 24.7.10
初令で430ccに投入し、20℃で管理。
毎度使用しているクヌギ生オガ発酵マットの品質が悪くなりすぎたので、今回は廃菌床発酵マットを使用。

2本目 24.9.11
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少し期待をしつつ交換しましたが、♂の頭幅が小さい!カリマンタン産の良血統では11mm以上が当たり前でしたが、今回飼育分は9.8mm〜10.7mmとあまりにしょぼいです。
頭幅10.4mm以上の個体を選別して1500ccに投入し、残りは430〜800ccでさっさと羽化させることにしました。

3本目 24.12.13
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マットが劣化気味だったのと、先に3本目を試したルソンタウルスが落ち着いていたのでサバタウルスも3本目を試してみることに。
選別組から2頭、選別漏れの800ccから1頭の合計3頭を交換しましたが、どれも20.0g〜20.5gでした。
頭幅が小さかったのでこの結果は意外ですが、蛹に残らなければ無意味であって…
最低でもあと3ヶ月は幼虫で居てほしいものですが…ちょっと厳しそうかな?

蛹化
︎︎ ♀は11月から蛹化を始め、♂も早い個体は12月下旬辺りから蛹化を始めました。
早期の♂は430ccや800ccで雑に飼育していた分なので、目も当てられないくらいに小さいです。

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普通サイズの個体も3月から蛹化を始めました。
大きい個体も4月には蛹化させてしまい、流石に期待薄…

羽化結果
♂のみ個別画像を貼ります。︎︎
記事書くまでに干からびたため、掲載個体数は少なめです。


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2024.7.9 廃菌床発酵マット 430cc
2024.9.13 廃菌床発酵マット 800cc 7.8g H10.3mm
2025.2 羽化 47.5mm


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2024.7.9 廃菌床発酵マット 430cc
2024.9.13 廃菌床発酵マット 800cc 5.1g H10.0mm
2025.2 羽化 53.4mm


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2024.7.9 廃菌床発酵マット 430cc
2024.9.13 廃菌床発酵マット 1500cc 10.3g H10.4mm
2024.12.14 アンテマット 1500cc 20.0g
2025.6.9 蛹 10.4g
2025.6.28 羽化確認 64.5mm



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2024.7.9 廃菌床発酵マット 430cc
2024.9.13 廃菌床発酵マット 800cc 8.7g H10.2mm
2024.12.14 アンテマット 1500cc 20.0g
2025.6.9 蛹 10.4g
2025.6.28 羽化確認 64.4mm


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2024.7.9 廃菌床発酵マット 430cc
2024.9.13 廃菌床発酵マット 1500cc 11.8g H10.7mm
2025.4.29 蛹 11.2g
2025.6.28 羽化確認 66.1mm

当サイクル最大個体。
やはり2本羽化が正義と言ったところでしょうか。
しかし、2本目の餌があまりに良くなかったですね。
本来であれば蛹12g〜は行けたと思いますし、顎の伸ばし方も足りなかった様に感じます。


という事で、♂は最大66mmとなんとも言えぬ結果に。
幼虫体重からして上手く仕上げられていれば複数個体で68〜70は狙えていたので、かなりの飼育ミスをしていると考えられます。
敗因はまあ明確すぎるまであるので、そこまで凹んではいません(次回以降この飼育をしなければよいだけ)

ここからは︎︎ ♀になります。画像は1頭のみ。
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2024.7.9 廃菌床発酵マット 430cc
2024.12.30 羽化確認 30.9mm

︎︎ ♀は同じ飼育法で29.4mm〜32.3mmまで羽化しました。
普段は33mmくらいが普通のラインなので、小さめの羽化となっています。
♂もそうですが、仕上げの餌は最後まで機能させましょうという事ですね。

さて、飼育結果は以上となりますが、まあまあ大失敗の部類ではないでしょうか。
最大個体の66mmだけは許容範囲ではありますが、それ以外があまりに酷いですね。
以前飼育したカリマンタンタウルスもWF1の66mmから化けたので、次サイクルでは68mm以上を目標にしていきます。
次世代は幼虫の頭幅が大きくなる事に期待していたり…この世代の頭幅で20g超えてくるのであれば、累代していけばもっと体重を乗せられるでしょう。
感覚的にはハズレ血統ではなさそうなので、本亜種の化け物レコードを塗り替えるまで何年掛かろうとしぶとく続けていきます。
あ、1つ文句がありました。内歯上がりになって欲しかったです。歯型がかっこ悪い!!

それでは。